製品に合わせてデザインシステムを管理する場合、プロトタイプに合わせてデザインシステムのバージョンの管理をする必要があります。 ライブラリはできるだけ最新の状態に保つのが理想的ですが、デザインシステムのバージョンをアップグレードするタイミングをコントロールすることもできます。
Mergeでは与えられたプロジェクトで使うライブラリバージョンを選択する方法についてブランチ(Branch)とバージョンタグ(Version Tag)の二つのオプションがあります。
Branch機能でライブラリのバージョンを管理する場合、使ってるbranchに変更がある時のみプロトタイプが自動で更新されます。
特定のバージョンのタグ(Version tag)を選択すると、プロトタイプは常にその特定のバージョンを参照することになり、ライブラリを更新しても更新されません。更新されるのは、タグのバージョンを変更したり、ブランチや最新版に切り替えたりしたときだけです。
<aside> 🖇️ 備考 タグは一度だけプッシュすることができ、同じタグを使ってコンポーネントライブラリをUXPinに再プッシュすることはできません。 必ず新しいタグを指定する必要があります。
</aside>
デザインシステムを積極的に変更する過程にあり、変更をテストするためにプッシュするたびにタグを変更したくない場合は、ブランチを使うことをお勧めします。
デザインシステムのバージョンに対するより多くの制御が必要な場合は、タグを使用してデザインシステムのバージョンをアップグレードするタイミングを完全に制御することができます。
また、常に最新バージョンのデザインシステムを適用するには、ライブラリの設定に常に最新バージョンだけを適用できるチェックボックスがあります。最新オプションを使用すると、常に最新バージョンのブランチを参照するため、ライブラリに変更があるたびにプロトタイプが自動的に更新されます。
CLIでプッシュする時 --tag
オプションを指定します。
npx uxpin-merge push --token TOKEN --tag VERSION
作業しているブランチをプッシュするには --branch
オプションを指定します。
npx uxpin-merge push --token TOKEN --branch branch